お肉のランクでよく聞くa5とは?

お肉専門店などで美味しい料理を食べる時、メニューの表示にa5、a4などのランク付けを表示してあることがよくあります。また、美味しい和牛というとa5ランクというイメージがありますが、具体的にどういう意味合いかご存知ですか。多くの方がa5が1番美味しいと考えがちですが、実はそういうわけではありません。ではお肉のランクはどのようなこと基準によってつけられているのか簡単に説明いたします。
まず、牛肉でランク付けされているのは国産牛だけです。そして美味しさでランク付けしているわけではなく、取引規格によりaからcのアルファベットと、1から5の数字の組み合わせによら分類されているのです。まず、アルファベットが表しているのは歩留等級です。歩留とは市場で競りにかけられる際の重量に対し、実際にそこから取れる肉の量によって分けられます。これは計算式があり、bを標準として、それより多ければa、少なければcに分類されます。そして数字が示すのは肉質の等級です。肉質には様々な基準があります。「霜降り具合」や「色やつや」、「引き締まり具合」、「脂の色・つや」などがあります。そして、一般的に霜降り具合が多ければ多いほど数字は大きくなるため、霜降りが綺麗なものというとa4、a5となるのです。つまり、赤身の場合は味に関係なく、霜降りがないのでa1、b1とされているのです。このようにランクは美味しさによって異なるというわけではありません。
また、和牛というと国産牛と同じと考える方もいますが、実は違います。国産牛の中でも和牛と言われるのは4割程度で、その違いは肉専用種かどうかです。国産牛の中にはこれ以外にも乳用専用の乳用種と、それを和牛と交配させた交雑種があります。これらがスーパーなどでよく見る国産牛の正体です。このように和牛と国産牛は別物なのです。
このように、ランク付けをされているのは国産牛だけです。しかもa5が美味しく高級とされていますが、b5やc5も霜降りが多く肉質が良いので柔らかく美味しいと言えます。そのため美味しいものが食べたいけど、コスパを重視したいという時にはb5やb4、c5やc4もおすすめです。しかし、目上の方に贈り物などをする時などはやはりブランドイメージの高い和牛のa5やa4を選ぶことをおすすめします。霜降りが多い分、柔らかいので食べやすく、見た目も綺麗で高品質なので幅広い方々に喜ばれます。